【レポート】第19回学習会★医療現場のホンモノDXシリーズ第4弾「これからの 「かかりつけ医」を 推進するDXツール」

講師:株式会社メディアコンテンツファクトリー
代表取締役
⽑塚 牧⼈ 氏
開催日時:2022年3月4日(金)20時~21時
テーマ:これからの 「かかりつけ医」を 推進するDXツール

<学習会のアンケート結果>


<感想・ご意見>

  • とてもわかり易く、歯切れのよいご意見を沢山聞かせていただき、大変楽しかったです。マイナンバーを持つことが怖い、まさに私のこと…と、思いました(笑)。患者に負担をかけない…確かにそう考えるかもしれませんね。最近の患者と接する時に思うのは、自分の体のことを自分で管理、表現する、ということがとても苦手になっている人が多いのではないか、それすらも人任せ(医者任せ)で何かあればクレーム的な言動になる…やはり、問診ということから自分の体を知る、伝えるという教育がとても重要になっているのかもしれません。それができずして、多死社会、在宅看取り、地域・在宅医療は無理ですよね…。とてもスッキリする話でした!
  • なぜそれをするのか、目的があいまいなままに実施することのによる失敗の必然性や、リアルな日常のあるあるなど、とてもクリアな質疑が興味深かったです。
  • 「患者自身ができることをやってもらうことがタスクシフトである」という言葉が印象的でした。問診は患者を知る1つの手段ですが、問診をとることは医療者がしなければいけないという医療界の固定概念があるように感じました。必要な問診のインフラをデジタルテクノロジーを使い導き出すことは、患者と医療者の双方にメリットを生み出し、まさに医療変革だと思いました。大変貴重なご講演をありがとうございました。

アカデミア看護研究会 事務局より

第19回学習会は、医療現場のホンモノDXシリーズ第4弾「これからの 「かかりつけ医」を 推進するDXツール」でした。「医療を、もっとわかりやすく」というテーマを掲げ、医療機関での患者コミュニケーションを支援されている現場でのリアルな動向をお話ししていただきました。たんにシステムの導入によって問診業務をデジタル化するのではなく、よりハイブリッドな診療のフローを確立して効率をあげ、診療行為全体のDXを推進することで、患者さんに向き合う時間を確保し濃密な診療を実現できることなども教えていただきました。日々の業務にのみ注力しがちになってしまいますが…今後の方向性を見据えつつ情報収集をしていきたいと改めて感じました。
講義後の質問タイムでは、多くの方のお話をうかがうことができ、大変有意義な時間となりました。
金曜の遅い時間にも関わらず、多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。
次回の学習会からは開催時間が18時~19時30分となります。時間は変更となりますが、変わらずご参加いただければ幸いです。
今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。

アカデミア看護研究会 事務局