【レポート】第24回学習会★フレイル予防-地域で栄養士ができること-

講師:社会福祉法人自生園管理栄養士
石川県栄養士会理事
石川県栄養士会福祉専門部会長
土中 真紀子 氏
開催日時:2022年8月5日(金) 18:00~19:30(質疑応答込)
テーマ:フレイル予防-地域で栄養士ができること-

<学習会のアンケート結果>

<感想・ご意見>

  • 医療職でない者にでも分かりやすく講義していただきました。 自身にとってのフレイル予防についても考えさせられました。 食事+運動+社会参加=農作業と定義して当社も取り組んでいます。 非常に参考になりました。ありがとうございました。
  • 身につまされるお話ばかりでした。 ありがとうございました。
  • 離職率の高い介護で元気に頑張ってる方がいることに感銘受けました。
  • 18時スタート、参加しやすかったです。
  • 難しい内容でしたが、どういうことを今後必要としているのかを少し理解できました。
  • とてもわかりやすくて楽しい講義ありがとうございました。現在は介護医療院で働いており、利用者は介護度が重いので似たような環境の中で栄養士さんや栄養課の方々が工夫して調理してくださっていることが理解できました。現場は食事時間が決まっており次の業務もあるので、つい利用者さんには 早く食べてほしいなという気持ちが態度に出てしまいます。しかし、栄養価の方の努力や食事は楽しみの一つということを忘れずに個人のペースに合わせた食事時間などの提案をしたいです。勉強不足で科学的根拠につながっているのかどうかはわからないのですが、経口摂取されている方とそうでない方が体調を崩された場合、経口摂取されている方の体調回復力が強いと感じているので、自生園さんの 食で心を豊かにし食で命をつなげる自前厨房のこだわり が素晴らしいなと思いました。急性期病院では経口摂取できずに転院された方がゆっくりと経口摂取できるようになり、食事が楽しいと笑顔をみせられることもあったので 私達が対象者を知り諦めずに生活に関わっていくことが大事だと本当に改めて感じた講義でした。

<今後取り上げてほしいテーマ>

  • 健康寿命を延ばすには
  • メンタルヘルス不調
  • 発達障害
  • 健康経営
  • このプロジェクトが目指すものはどこなのか。 メタソニックのゴール地点と介入方法はどこなのか。

アカデミア看護研究会 事務局より

今回の学習会では「フレイル予防-地域で栄養士ができること-」をテーマにお話しいただきました。
年をとることで食事量が減ったり、食べにくいものが増えてきますが、「食」で心を豊かにし「食」で命をつなげることは変わりません。健康寿命を延ばし、いつまでも健やかに社会生活を送っていただくために栄養士が地域でできることをたくさん教えていただきました。
講師の土中先生には多くの方の質問に答えていただき、誠にありがとうございました。みなさまの活発なディスカッションで充実した時間となりました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。

アカデミア看護研究会 事務局