【レポート】第28回学習会★口腔とフレイルの関係-「ケアリング・ケア職種」の観点から-

講師:県北西部地域医療センター
国保和良歯科診療所&歯科保健センター 所長
南 温 氏
開催日時:2022年12月2日(金) 18:00~19:30(質疑応答込)
テーマ:口腔とフレイルの関係-「ケアリング・ケア職種」の観点から-

<学習会のアンケート結果>

<感想・ご意見>

  • とてもわかりやすいお話でした。本日はじめて参加させていただきました。臨床では、高齢患者さんの日常的な口腔ケアが不十分ではないかと感じています。
  • 日常的に流れてしまいがちな口腔ケアをあらためて考え直す機会となりました。キュアリングケアとケアリングケアとの違いも、改めて深いな~っと思いました。やはり、幼少時からのケアリングケアが重要であることを改めて肝に銘じ、特に子どもと関わることの多い立場なので、心して今後の看護に取り組みたいと思います。ありがとうございました。
  • 高齢化も進み看護の現場では、日頃、体位交換など行う中で、仰臥位で奥歯が伸びてくるなど、びっくりしました。 根拠に基づく看護技術を、提供できるように、ならないといけない。

アカデミア看護研究会 事務局より

高齢者や要介護者を対象に「フレイルになったらどうするか?」という「対策」について、また高齢者を対象に「フレイルにならないためには、どうすれば良いのか?」という「予防」についてが取り沙汰されますが、フレイルは高齢者や要介護者だけの話では決してなく、各ライフステージごとの予防策・強化対策がいかに必要かを教えていただきました。
「ケアリング・ケア職種」の目線だからこそ見えてくる、乳幼児期からの口腔機能の維持・発達をサポートしていくことの重要性とともに、いかに各地域で、健康を維持する意識をしっかり持ち対策をして、すくい上げていくか、想定される2040年問題を前に、今後求められるアプローチについてもわかりやすく講義をしていただきました。
みなさまからも質問や意見が飛び交い、活発なディスカッションで大変有意義な時間を過ごすことができました。ご参加いただき、誠にありがとうございました。
今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。

アカデミア看護研究会 事務局