講師:株式会社国際社会経済研究所 調査研究部主幹研究員 遊間 和子 様
開催日時:2021年10月1日(金)20時~21時
テーマ:ヘルスケアDXの動向
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
- 地域と患者情報を共有できるシステムがすすめば、転院がもっとスムーズになると思います。
- 興味深かったです。今後、日本でどのようにDX化ができるのか、どこからだと導入しやすいのかなど、また教えていただけると未来が描けます。
- 世界の状況が知れてすごく勉強になりました。不勉強なので、ついていけないところもありましたが、資料を見ながら自分でも調べて復習したいと思います。
- 全く自分自身の不勉強から理解不足は否めませんが、DXに向けて、日本もようやく動き出している中、欧米など先進的に導入し、その恩恵を享受できている国は日本とどう違うのか、我々はどうしたらよいかのヒントをいただけたと感じます。貴重な会を企画いただき、お礼申し上げます。
アカデミア看護研究会 事務局より
第14回学習会のテーマは「ヘルスケアDXの動向」でした。コロナ禍によって我が国の“非デジタルな実態”がさらけ出されたことで、デジタル対応への強いムーブメントが起こることとなりました。
現在のわが国の状況とデンマーク、英国、フィンランド、オランダ等、欧州における先端的な取り組み事例を多数ご紹介いただき、改めて日本のヘルスケア分野において情報の連携が不足していることを実感しました。
個人の権利や社会的な価値を守りつつ、ヘルスケア分野のDXを促進するために必要なことは何かを具体的に示していただきました。「現場でデジタルに明るい人を作る・デジタルの分野で医療に明るい人をつくる」ことが共通の言語を生み、デジタル化を推進していくというお話は印象的でした。また講義後の質問タイムでは、多くの方に現場での実体験ベースでお話ししていただくことができ、大変有意義な時間となりました。
金曜の遅い時間にも関わらず、多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
アカデミア看護研究会 事務局