講師:文部科学省 総合教育政策局
男女共同参画共生社会学習・安全課 課長
安里 賀奈子 氏
開催日時:2023年11月10日(金)18:00~20:00(質疑応答込)
テーマ:看護職をはじめとする医療にかかわる方々にも知って欲しい、男女共同参画や共生社会に関する学び、障害者の卒業後の学びの推進や、生命(いのち)の安全教育、学校安全に関する最新の動向
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
- 患者さんやその家族と関わる中で障害者の生涯教育やLGBTの動向など知ってることで活かせることがあると思うので勉強になりました。ありがとうございました。
話しが多岐にわたり、大変興味深い勉強になりました。ディスカッションの内容もうなずけることばかりでした。私はボランティアで障がい者スポーツの支援を休日を利用して行っています。公式な文章から早く「害」の無くなる制度ができることを望んでいます。
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盛り沢山の情報でしたが、現場とは異なり、施策側の思惑などもうかがうことができ、大変勉強となりました。実際に現場では施策側の思惑とは異なる動きになってしまっていることもあると思うこともありますが、周囲の流れなどでこれで良いんだという雰囲気になっていると違うよね、ということもできません。この違うよね、ということを遠慮なく発信してもいいんだ、ということ、そして、そのためには、もっと現場と施策側が身近に交流できれば良いのではないでしょうか?と思いました。障害分野、小児分野で教育や介護する家族(特に母親)、ヤングケアラー、性的な問題など様々なことがあります。本日の話はそれらを思い出しながら、伺うことができました。ありがとうございました。多様性、差別という言葉を使わないで済むほどに、自然に溶け込む社会(思想)になりたいですね。
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学校を応援してくださる看護師の皆さんと繋がれて良かったです。
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男女共同参画や共生社会に関する学びや障害者の卒業後の学びの推進、そして子ども貧困や命の安全教育、学校安全に関する最新の動向という、とても広い範囲のお話だったので、盛りだくさんで、90分間があっという間でした。女性が社会に参加すること、それは決して女性の地位向上という視点だけでなく、社会が元気になることだ、ということが安里先生のお話からとてもよく伝わりました。そして、研究会の中で全く異なる意見を発言できるというその環境に、これがソーシャルインクルージョンのひとつなのかもしれないと感じました。とても素敵だなと思いました。また、学校現場のことについてはいつもメディアでは 教員の仕事の大変さばかりが注目されて、地域とどのような連携をして、どのように子どもたちの教育の質を担保し、教育の質を上げていく活動を地域の皆さんと一緒に頑張っているかということは、あまりメディアでも報道されず、「学校=教員が大変なところ」というイメージしかなかったので、今日のような子どもたちへの支援を中心とした情報は、決して医療職や介護職などだけでなく、全国民が聞いた方が良いな~と思いました。私も子どもがいますが、子どもが小学校の頃はちょうど仕事ばかりしていて、実はあまり学校のことに関わっていませんでした。そのため今の学校は前に比べてとてもよくなってきた、という話を聞くにつれ、以前を知らないので改めて自分の子ども達が、まっとうに成長してくれていることに感謝しつつ、地域のみなさんのおかげがあったのかなと思うと、今日の講演を伺い、改めて地域活動に参加したいと思いました。また、どこかで機会があればもっといろいろとお話を伺いたいです。ありがとうございました。本当にあっという間の2時間でした。
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行政の最前線にいらっしゃる方のお話は、タイムリーでとても面白かったです。 広範囲な内容だったので、可能であれば2回に分けても良かったかもしれません。 教育現場と医療・介護の現場、場所は違えど共通の問題もあり、また互いに共有した方が良いことがたくさんあると感じました。
<今後、取り上げて欲しいテーマ>
- 性やジェンダーに関すること