講師:一般社団法人池袋本町訪問看護ステーション
看護師
村崎 佳代子 氏
開催日時:2022年4月1日(金)18時~19時30分(質疑応答込)
テーマ:質の高い在宅医療ケアを提供するための情報共有
<学習会のアンケート結果>
- 村崎先生の貴重なご講演、ありがとうございました。 訪問看護の現場でこれほどの重症度の高い利用者さんが服薬等、自立しながら過ごせるツール等が存在することにまず驚きました。そして、患者家族、専門職同士をつなげる「あったかい」コミュニケーションツールとしてMCSがとても役立っていることに感激しました。 中島先生がおっしゃるように、本質的なことを見出すDXとアナログの連携がより良い、持続可能な医療に繋がるというお話も素敵でした。ありがとうございます。
- 貴重なお話ありがとうございました。とりわけDさんのケース(と、それに対する参加者のコメント)は、我が家の少し前の現実と引き比べ、身につまされる部分もあり、とても心に響きました。MCSに医療関係者だけでなくあれほど多くの職種の方が関わるというお話には、大いに驚かされました。そこに患者自身やその家族もかかわることがあるとのことですが、そこで交わされる情報は、医療関係者のみの場合とどのように異なるのか知りたいと思いました。
- 貴重なお話ありがとうございました。とりわけDさんのケース(と、それに対する参加者のコメント)は、我が家の少し前の現実と引き比べ、身につまされる部分もあり、とても心に響きました。MCSに医療関係者だけでなくあれほど多くの職種の方が関わるというお話には、大いに驚かされました。そこに患者自身やその家族もかかわることがあるとのことですが、そこで交わされる情報は、医療関係者のみの場合とどのように異なるのか知りたいと思いました。
- 在宅医療の現場で、DXが役立てられていることがわかり、勉強になりました。患者のタイムラインは、ACPにも活用されているのでしょうね。多様なインフォーマルサービスを活用していることを知り、訪問看護ステーションは地域包括ケアに不可欠の存在であると思いました。
- 仕事を円滑に進めていくためには、どの業界においてもITやデジタル技術を活用して業務の効率化を図る時代となってきたと思います。医療においてもDXの活用によって患者の情報を正しく共有することにより必要な医療看護介護が提供できることを学ぶことができました。お話のなかで「DXは人と人とのつかながり」という言葉がでてきてまさにその通りだなと感じています。現在の職場は紙カルテでアナログ的な部分も多くあります。その中でスタッフのコミュニケーションも情報ツールとなっているはずなのですが、最近の希薄だなと感じる環境ではDXの活用が適切かつ本当に繋がった情報なのかもと感じる部分もありました。看護師を目指したころから、終末期やホスピスに興味があったのですが、現在の訪問看護はここまでされているのだな、素敵な看護だなと驚くことばかりで、今回参加させていだだくことができてよかったです。ありがとうございました。
- 入院と違い、在宅医療は他業種によるサポートがあることが重要であると感じた。そこに医療連携の必要性があるということ、ツールとしてMCSが期待されていることを学びました。
- 事例がわかりやすくご説明いただき、現場の状況もとてもよく把握できた。
アカデミア看護研究会 事務局より
第20回学習会は、医療現場のホンモノDXシリーズ第5弾「質の高い在宅医療ケアを提供するための情報共有」でした。
在宅医療ケアチームでのICT活用について、数多くの現場でのリアルな事例とともにお話ししていただきました。患者さん・患者さんのご家族に必要なことは個々で違っていて、その方に合った療養生活を実現するために関係機関との連携を密に図った支援(情報共有・分析、またその方法など)、切れ目のない医療を提供する現場のさまざまな工夫や知見をご教示くださいました。
講義後の質問タイムでは、多くの方の意見が活発に交わされ、大変有意義な時間となりました。
多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
アカデミア看護研究会 事務局