講師:株式会社グリーンケア 専務取締役
柴口 里則 氏
開催日時:2024年4月5日(金)18:00~19:30(質疑応答込)
テーマ:2024(令和6)年度 介護報酬改定の概要ポイント ―介護支援専門員を中心に―
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
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改正、改定という重要な討議の場で、様々な団体が必死に訴えていくということの大切さと、公平性、時代の流れなどを考えつつ優先順位で決定されていくということを改めて感じました。他人事ではなく自らが選んだ職域であることの自覚をもって、職種としての役割は何かということも見つめ直すためには、やはり定期的な改正、改定は必要なのかもしれませんね。ただ、本音を言えば、現場としては事務量の多いこと、絵にかいた餅は歓迎できないので、小規模事業所のメリットも理解していただいた上で、そこに手厚く支援の手が差し伸べられることを期待したいです。国民である人々は、本音は住み慣れた家、関係性のある地域にとどまりたい、自分の生活スタイルを貫きたいのではないでしょうか?それを叶えるために必要不可欠なライフラインの維持をサポートする場所が増えるためにも、手厚く、評価をしていただきながら、先を見据えていただきたいですね。そうすることで、やりがいに繋がったり、満足感だったりにつながり、人々にその働きぶりが知れ渡り、将来、なりたい職業などに選ばれて、人材不足が解消されていくことを期待したいです。お金は必要ですが、やはり働きぶりが楽しそうか、やりがいがありそうか、などという心象は業界を知らない人たちにとっては大切なことですから・・・。ただ単に、大変な仕事、割に合わなさそうという心象だけが周知されていくことは避けたいですね。
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今しっっかり理解して向き合わないといけない介護、障害者支援であると痛感しました。介護と障害者支援を分けることの異議は共感します。小規模の訪問看護ステーションへの見方は、自施設の併設している訪問看護ステーションにも当てはまり、とても勉強になりました。また、今回のようなテーマをよろしくお願いします。
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病院に勤務する中、介護報酬について不勉強であり、今回の内容も理解できていないことが多い状況にあります。しかし、だからこそ現場で退院調整する際に多職種連携が必要だと痛感しました。これまで決まり文句として”多職種連携”と言っていましたが、患者・家族を次へ繋ぐ役割を担えるようにしていきたいと思います。ありがとうぎざいました。
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病院での在宅を見据えた退院支援、介護調査立会いなど行う中で、今回の講義やディスカッションでの内容が活かされると思います。ありがとうございました。
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自分の学習不足をとても感じながら拝聴いたしました。いろいろな言葉が出てきて、一つ一つを調べながらきいていたましたので、途中聞き逃してしまうこともありましたが、資料を頂けるとのことですので、また改めて復習したいと思います。もっとも腑に落ちなかったことは、柴口先生もおっしゃっていた通り、訪看が蔑ろにされている報酬形態のことです。訪看が大事であることはわかっていながらも、何故、低く評価されてしまったのか。。。是非、次回の改定では、柴口先生からも、訪看の点数を上げていただくようにお願いしたいです。ディスカッションの時に、三上様が数をこなすしかない状況といわれたのが、本当にそうだな~と思いました。例えば5点上がると、大病院や大規模事業者は、一気に数百万円違ってきますが、小さな事業所が多い訪看は、数を上げるしかないからだろうな~と病院との違いを改めて感じました。知人の病院(250床)は、ある加算が付くことで、何も対策をしなくても5000万円の増収だ~と事務長が喜んでいたという話も聞きました。もちろんそれまでの努力があったわけですが、訪看のような小規模事業者への支援を確実にするためにも、医療保険のように、利用者負担を考えなければならない時期なのだと改めてわかりました。政治家が、あれほど、裏金で余裕綽々の生活をしているのを考えると、貧しい利用者さんからお金を取るのがバカみたいな気がする昨今ですが、資本主義国家においては、貧困差が出るのは仕方ないのかもしれません。いろいろと考えさせられる、本当に意義深いご講義をありがとうございました。 長く書き過ぎました。。。すみません。また次回のアカデミアも楽しみにしております。
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内容が濃厚なので、第2回を期待します。
<今後、取り上げて欲しいテーマ>
- 障害福祉に関する診療報酬についてお聞きしたいと思います。