講師:株式会社グリーンケア 専務取締役 柴口 里則 様
開催日時:2021年9月3日(金)20時~21時
テーマ:介護保険制度の仕組み ~地域共生社会の実現と2040年への備え~
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
- zoomが始まらないので、おかしいな?と思いながら、時間がすぎてしまい、後からURLの間違いと知りました。直接お話しできなくて残念でした。
- 制度の振り返りができました。地域包括支援センターは介護保険が非該当、要支援になっている方などのフォローも含めて依頼しても、サービスを利用するほどではないから困った時にまた相談してください、と言われることがほとんどです。行政や社会福祉協議会、大手の社会福祉法人が委託されているからなのか、やることをやらずして上から目線で指導的に関わってくることに腹が立つことがあります。また、ケアマネも自分のプランが正しいと意見を聞こうとしてくれない、あるいは、勝手なことをやるなと忠告してくることが多く、サービス調整などが後手後手になることも多いことを日常で感じています。生活保護担当者もお金が必要な時になったら連絡ください、とその前の調整や相談には応じてくれません。小児、難病、障害、年齢などによりサービス窓口がバラバラでたらい回しになることも多い。これで共生社会を、というのは難しいです。すべての窓口を1本化し、基幹センターのようにスーパーバイザーが配置され、そこから得意とされる事業所などに振り分けられるような仕組みのほうが良いと思います。地域包括支援センターが役割を果たしていません。
- 今回、管理者から案内があり参加させていただきました。とても勉強になる内容で、社会全体のノーマライゼーションを目指していることに感動しました。
- 終わってからの質疑応答がとても良かったです。
- 第2弾を楽しみにしています。また、講義資料の「看取り」の部分を詳しくみたいのですが、どこに貼り付けてあるのか教えていただけるとたすかります。
アカデミア看護研究会 事務局より
この度は配信のご連絡に不備がありましたこと、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。
第13回の学習会は、「介護保険制度の仕組み~地域共生社会の実現と2040年への備え~」に関する講演でした。高齢化の進展と高齢者を取り巻く状況が変化している現状とそれにともなったさまざまな問題だけではなく、介護保険の原点とは何か、本当の目的は高齢者の自立支援であることも改めて認識することができました。
2040年を展望し、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現のために今必要なことを、さまざまな形態・現場レベルに落とし込んで説明していただいたことで現場の状況がとてもイメージがしやすかったです。今後の現場で運用していくための議論が進んでいると同時に、対人支援に今後求められる意識やアプローチについてもわかりやすくお話いただけました。大変有意義な時間を過ごすことができました。
金曜の遅い時間にも関わらず、多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
アカデミア看護研究会 事務局