講師:帝京平成大学 薬学部社会薬学教育センター薬局機能評価学ユニット 教授
岐阜薬科大学 地域医療実践薬学研究室 客員教授
小原 道子 氏
開催日時:2022年9月2日(金) 18:00~19:30(質疑応答込)
テーマ:フレイル予防-健康サポート薬局と薬剤師の役割-
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
- 次回も楽しみにしています
- とても良かった。わかりやすかったです。お話も楽しかった。
- 地域連携薬局がその役割として何を担っていて、どのような取り組みをされているかすらあまり知らずにいたので、とても勉強になりました。 フレイル予防というテーマに即して実際のケースをご教示くださったことやご自身の体験をふまえてのお話、わかりやすく、とても心に残りました。 新たな知見を深めていこうという気持ちがいっそう強くなり、いい機会をありがとうございます。
- 日ごろ医療機関にいるとあまり知ることはないけれど、訪問薬剤師や医療従事者が地域に入っていきいきと働いている様子は純粋にもっと世間広まってほしい。 人口減少、超高齢社会のわが国では医療的ケアにあたる人々は圧倒的に足りていない。これからを考えさせられる貴重な講演に感謝します。
<今後取り上げてほしいテーマ>
- コロナ禍における転倒転落予防
アカデミア看護研究会 事務局より
今回の学習会では「フレイル予防-健康サポート薬局と薬剤師の役割-」をテーマにお話しいただきました。
訪問薬剤師の先駆けとして医療過疎地域などで実践され、切り拓いてこられたご経験や、実際のさまざまな事例をご紹介いただきました。「フレイル予防」ひとつとっても、言葉が先行していますが、専門職が出向き、地域ごとに異なる課題を解決していく地道な活動こそ必要なのだということを、改めて教えていただきました。
健康的なコミュニティ作りに欠かせない、さらに進化していく「移動薬局」などの取り組みからも目が離せません。地域包括ケアシステムの要である在宅医療において、連携多職種が薬剤師の職能を活かした役割に大きな期待を寄せています。
講師の小原先生には多くの方の質問に答えていただき、誠にありがとうございました。みなさまの活発なディスカッションで充実した時間となりました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
アカデミア看護研究会 事務局