講師:京都大学大学院経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座
特任教授 安田 陽 氏
開催日時:2023年6月2日(金)18:00~19:30(質疑応答込)
テーマ:災害多発時代のリスクマネジメントと再生可能エネルギー
<学習会のアンケート結果>
<感想・ご意見>
- 全く初めての世界の話で、本当に限られた範囲の中にしかいない自分を痛感しました。 と同時に新たな知見に触れることの楽しさを感じた時間でした。ありがとうございました。 住環境ー健康ー医療という流れの中で、ヒートショックの発生率に相関があるとすれば 貧しい日本の住環境が原因の一つ⁉ということになり、それは悲しいことだと思いました。
- 知らないこと/考えたことのないことを沢山 知ることが出来ました。
- 色々な情報がもっとオープンになる日本に成長してほしい、、と思いました。
- 本日は、あらためて、いかに自分たちが「知らされていない」のか、という事実と共に、「知ろうとしていない」ことにも気づきました。ちょっと考えれば、ちょっと調べれば、ちょっと疑問に思えば、自ずと様々なデータを検索し、その事実に触れることができるはずですが、自分の生活の心地よさに埋没している浅はかな自分であることを再認識しました…。まさに、省エネから、エネルギー効率化は、今の医療界にも当てはまる内容であり、地球規模のお話と、たかが日本の医療制度の話を重ねるのは天懸地隔も甚だしいとは存じますが、今の医療界も実にアホのような議論をしているな~と改めて感じました。すなわち、医療費削減という旗を掲げ、診療報酬をどれだけ削減するか、という「省エネ」的発想で動いており、その議論には外部不経済の視点は無く、近視眼的なCBAに基づいているのがありありとわかるからです。データを見る、改めて大事だとたいへんインスパイアされた講義でした。ありがとうございました。もっともっと先生のような方が、中央委員会に入っていただきたいです。お抱え有識者が多すぎますので・・・。
- アカデミアの研修機会がないと情報を得る機会を持つことができませんでした。”災害多発時代におけリスクマネジメントと再生可能エネルギーについて”に一歩踏み込むことができました。大事にしていきたいです。
<今後、取り上げて欲しいテーマ>
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2024年 医療・介護・障害 同時改定とその後の展望
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看護師の働き方
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プラチナナース
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データサイエンス
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社会的処方について
アカデミア看護研究会 事務局より
今回の学習会では「災害多発時代のリスクマネジメントと再生可能エネルギー」というテーマでお話しいただきました。日本が抱える社会課題も環境、資源、労働、教育などと多岐にわたります。現代の私たちの抱えている課題に対して、個人の努力や我慢を促されがちな風潮がありますが、その結果経済活動が縮小されていく…そんな構図に気づかされました。普段の生活では産業界を意識することは多くなく、昭和30年代の意思決定がいまだにつづいている国だということはショッキングなことでもありましたが「難しいのでやめよう」ではなく「難しいけれどもやりがいがある、難しいけれども私たちの技術・能力で解決できる」という認識をもつことで、現在のわが国の状況をよくしていくために必要なことは何か、考える機会をいただきました。講義後の質問タイムでは、多くの方にお話ししていただくことができ、大変有意義な時間となりました。
多くの皆様にご参加いただき誠にありがとうございました。今後ともアカデミア看護研究会をどうぞよろしくお願いいたします。
アカデミア看護研究会 事務局