【レポート】第45回学習会★おまかせうんチッチの「気持ちよく出すこと」を叶える排便ケア

講師:合同会社プラスぽぽぽ代表
うんこ文化センターおまかせうんチッチ代表
一般社団法人日本うんこ文化学会理事長
NPO法人ホームホスピスこまつ理事長
榊原 千秋  氏
開催日時:2024年5月10日(金)18:30~20:30(質疑応答込)
テーマ:おまかせうんチッチの「気持ちよく出すこと」を叶える排便ケア

<学習会のアンケート結果>

<感想・ご意見>

  • 理想と現実の間で諦めないといけないこともあると思い込んでいたところがあります。先生もお話聞いて、現状維持ではいけないと勇気をいただきました!
  • 「食べたら出す」というごく自然のことを、当たり前のように、自然な形で最期まで維持できることは大切ですね。それでも、何故か、介護、医療が必要になった時に、それが難しくなってしまう・・・本人の力だけで処理できないから、他者の力が優位に変わってしまう・・・おむつ排泄しか難しいという環境下であった時、せめてすぐに快適な状態になってほしい。在宅で真夜中に何度も排便コールで訪問する・・・我慢させてはいけない、それでいいんだとモヤモヤする自分に言い聞かせながら。でも、なんとか日中にスッキリできないものかとご本人、スタッフとそのあとは毎回考える。講義を聴きながら、そんな日常や関わっている利用者さんと家族の現状をグルグルと頭の中でフル回転させながら、明日から何ができるかな?真の意味で当事者の求めているものを把握できているかな?と考えていました。排泄は体調を維持するにはとても重要だということ、身をもって経験しているので、さらにただ出すだけではなく、快適さを求め、当事者のリズムなどに合わせた方法などにステップアップしないといけないなぁ~と思いました。
  • 自然排泄がいかに大切か再痛感致しました!まだまだ、やれる事精一杯、考えていきたいと思います。有難うございました。
  • 本日は大変学びが多く、あっという間の2時間でした。ありがとうございました。そして恥ずかしながら、先生の講義で初めてDC-CATという言葉を聞き、調べました。確かに亜急性期の支援は本当に大事だと思います。またこの度は災害支援においてもPOOマスターの皆さんが活躍されている様子を伺い、人は、食べることと、出すこと(排泄)ができなくなったらおしましだ~っと昔からよく言われていますが、本当にその通りなのだと、POOマスターの皆さんのケアで、人間性を取り戻して素敵な笑顔を取り戻していく皆さんのお話しや写真を拝見しながら深く納得いたしました。そしてうんこと制する者は健康を制す、という言葉がとても印象的でした。全くその通りだと思いました。毎日、気持ちよく快便だったら、旅行でもさらに楽しくなるだろうな~と、いつも旅行にいくと、楽しいけれど美味しいものをたくさん食べても便秘になってしまい、帰宅してから、固いうんこになっているので、楽しかった幸せ感が少しだけマイナスされてしまうので、ものすごく納得しました。患者さんたちにももっとビフィズス菌を摂取するように進めたいと思います。そして自分自身もヤクルトやミルミルを飲んだりして、便育頑張りたいと思います。 講義の中で、食事する近くにポータブルトイレがおいてあるのは嫌だな~という感覚は、ずっと思っていました。だからと言ってカバーをかけても、結局、用を足すときにずれ落ちて不潔になってしまうので、ベッドサイドに見えてしまうその状況には違和感を覚えていたので、今度からやはりせめて食事時間はポータブルトイレは見えないところに置くようにしたいと思います。大便は体からの大きな便り、小便はちいさな便り、ということにも納得しました。昔から便についてはお殿様の便を観察する係がいたくらいに、健康歯何よりの人生の勝者である、と言われていますが、納得しました!ありがとうございました。
  • 快便な環境作りに繋げられるように勉強していきたいです。今日のような学びを知る機会に感謝しています。改めて、学ぶことの面白さを感じました!
  • 大変、濃厚なご講義をいただきありがとうございました。コンチネンスケアの重要性は、わかってはいるけれども、みんな二の次になっているというのが正直なところだと思います。そして「排便コントロール」「排泄管理」「排便管理」というような言葉に表されるように、本人がきちんと向き合うことを支援することなく、何とか自分たちで外力を用いて、都合よくコントロールしようとしていることを改めて感じました。週末に出産が少なくなるのとおなじように、訪看さんに合わせて「便だし日」や「便回り」があるんだということを再認識させられました。出産と同じなのですね。自分の身体から出てくる大事な大事な「産物」だと再認識しました。排泄を整えると、食欲も増え、高齢者のフレイル予防にもなることも、確かにその通りだな~と思い、今の医療現場は本当に逆行しているな~と改めてコンチネンスケアの必要性がわかりました。ブリストルスケールがあることを知っていてもそれを現場で使おうとしない現状に、改めて、ルティーンワークに流されてしまっていることを再認識し、学生たちにもブリストルスケールを利活用するように伝えなければならないことを学びました。そして自身については、早速Bifixまたはミルミルを今夜、買って帰ります。便秘がちな高齢の両親にも進めたいと思います。本当に今日は多角的な視点を持つことができるようなエビデンスに基づいたご講義をいただきましてありがとうございました。5人以上にPOOマスターのお話をしてPOO伝ジャ~になります!
  • 健康的にうんこを出すケアを在宅領域看護職の役割の1丁目1番地にすることで、あらゆる疾病予防や介護予防、そして最期の日まで笑って生活できる人生を作っていけると感じました。「コントロール」という看護・介護都合の排泄をやめて、本人主体で「自分のうんこ」を出してもらうためのケアをしていける施設看護でありたいと思いました。 自分自身もジャスミンを目指していこうと思います!ありがとうございました。
  • わかりやすい講義をありがとうございました
  • 先生のお人柄がすごく伝わってくるような、わかりやすくて温かい内容でとても楽しく聞かせていただきました。 高校生の息子がいるのですが、毎朝 「今日はバナナうんちだった」とか「今日はあまりよくなかった」と報告をしてくれます。 彼の持論は うんちを制するものは1日を制する らしく中学生の頃は毎朝登校時間よりも「うんち」が大事だったので、遅刻をしていましたが….。そんな息子に先生の講義を聞いたあとに 「うんちを制するものは人生も制することができるんだよ」と伝えてみると、目をキラキラとさせて「俺や!」と言っていました。 先生のお話を聞くまで、職場では高齢者の方の排便のリズムが整わないことが多く、下剤を使用してしまうことで血圧低下を起こしたりというこがあってもどうしようもできないって思い込んでいました。しかし、ひとり一人が気持ちよく出せることによって穏やかに過ごすことができるし、現状維持で満足しない、変えることができるんだと気付くことができました。ありがとうございました。
  • 便秘の影響の大きさを知ることができ、またそれへの対応(排便)についても情報をもらえてよかったです。

<今後、取り上げて欲しいテーマ>

  • これからの人口減少の時代、ナースはどのように働き方改革していくのが良いのか? 人手不足を痛感してます。 また、協働するとwin-winとなる職種や人々の検討など考えてみたいです。
  • 社会的処方
  • 性・セクシュアリティ