第30回学習会◆生命知能と人工知能 ―AI時代の脳の使い方・育て方―
楽しく豊かな人生を送ることを究極の目的として、脳と人工知能を対比しながら、脳の動作原理を考察し、その使い方と育て方を考えます。私たちの脳に宿る「知能」を「生命知能」と呼び、人工知能的な知能とは区別します。現在の人工知能は「自動化」、生命知能は「自律化」のためにあります。
「自動化」とは既存のルールを守ること、「自律化」とは新しいルールを作ることです。人間は、「意識」を有する点でも,人工知能とは決定的に異なります。意識とは,感覚器から得た情報に基づき、脳の中に創られる自分だけの世界です。
自律性を失うことを人工知能化、意識の利用を放棄することをゾンビ化と表現し、人間や社会の人工知能化とゾンビ化に警鐘を鳴らします。そうならないために,強い生命知能と豊かな意識システムを鍛えることを忘れてはなりません。
詳細
日 時 | 2023年2月3日(金) 18:00~19:30(質疑応答込) |
講 師 | 東京大学大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授 高橋 宏知 氏 |
参加費 | 無料 |
申込み | アカデミア看護研究会に会員登録(無料)していただき、お申込みください。 準備ができ次第、事務局からZOOMのURLをご連絡いたします。 |
印刷用PDF:【2.3開催】第30回学習会のご案内.pdf
アカデミア看護研究会の活動のご紹介
定例会
隔月 第1金曜日 18:00~19:30 隔月①学習会、②支援会を交互に開催いたします。
①学習会
労務管理、人事管理、人事考課、労務環境と身体との関係、医療現場のICT化の最先端情報、医療現場のAI化の最先端情報海外事情の他、リベラルアーツの学習や本の読み方など、多彩な講師陣を予定しております。
②支援会
会員からの研究に関する報告への個人的意見を好き放題、言いたい放題!ご助言していただきながら、現場のご意見として、研究に反映させようと考えております。或いは、会員の皆様から、もしも、こんなこと研究したいけれど…というご希望があれば、それについて、クリニカルクエスチョンをリサーチクエスチョンにしていくためのinspireする場にしたいと考えております。
なお、本会では、研究をしたいけれど、研究費をなかなかゲットできない臨床の看護師さんたちへ、賛助会員である企業様からのご支援により、年間数万円の研究補助費がございます。研究補助費に関しては、後日詳細を研究会内でご紹介いたします。
上記、①、②ともに、参加資格:アカデミア看護研究会に登録していただき(無料)、URLにてZOOM参加となります。
以上